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オカメインコの育成(?)日記。
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何か、変だな?と感じたのは1月31日の夜だった。
私が自宅に着いたのは夜だったけど、放鳥しても、いつものように満を持したかのように、歌ったり飛び回るなどがない。何となく元気がない。
夜だからかな?と思いつつ、いつもの慣習である洗濯物落としや、木をかじかじする行為も全く見られないことにも違和感を持った。
そればかりか、一定の場所でじっとして丸くなり、それ以上は動かない。
だったらと、私の腕に乗せてみるが、されるがまま。間もなくすると、そこで真ん丸になって目を閉じてしまう。うちのオカメは夜行性だ。
こんな放鳥すぐのタイミングで、眠ってしまうのは変。
隣の部屋の、むむしゃん部屋(鳥かご)を覗いてみた。ゴハンが減ってない・・。
いつから食べてないんだろう。元々、人間が帰って来てから正式なご飯を食べる習性はある鳥。しかし、食べなさすぎではないか。朝から晩まで食べないなんて、あるだろうか。

この日は結局、心配で「眠そうだね、じゃあお部屋に返そうか」という気になれず、夜遅くまで人間の傍でいてもらった。深夜遅くになり、ちょっと元気回復したように感じたので、あまりにも夜中だし、本当に眠いのかもしれないねと、寝せてあげることにした。

翌日1日、相方さんが出かける前の朝9時過ぎは、寝るときに被せる掛物を外したとき、「ハッ!(起こすんじゃねぇよ!の意味)」と威嚇してきたそうな。それで元気回復してる!と安心して出かけたようだが、私が起きた頃(お昼頃)は、昨夜と何一つ変わっていなかった。
大好きな靴下やスリッパを目の前で振ってみると、いつものように歌いだした。
しかし、振るのをやめると、歌も止む。条件反射で歌っているとしか思えない。

昨夜のむむしゃんの部屋をもう一度覗いた。いつも寝ている立木の近くの籠の柵には、吐物があった。消化していないシードが数粒くっついていた。
求愛行動の吐き出し?いや。でもうちのむむしゃんは一度もそんなことしたことがないではないか。これは「嘔吐」と判断する方が正解に違いない。
おそらく夜中も殆ど食べていないので、何とか食べてほしいと、ゴハンを数粒摘み直接彼の口元に持っていった。一旦口に入れてくれたが、2、3口で顔を逸らせた。ついには飛んで逃げてしまう。だけど、飛ぶ体力など残っていないに違いない。
追いかけるのはやめることにした。

この地点で、「リトル・バード」へ電話した。急に寝てばかりになってしまったこと丸くなっていること、多少しか食べていないこと、吐いていることなどを伝えたと思う。できるだけ早く診てもらいたいと思ったので、病院が「本日14時30分」といってくれたことに無性の安心感を経た。
だけど、それ以上に、病院の対応は事の緊急性を垣間見せてくれた。
うちのオカメは私が考えるより、すごいことになってるのかもしれない、と意識した。

11時半過ぎ、行くのが決まったし、食欲はないけど、そしてオカメが食べれないのに人間だけが食べるのは申し訳なくて、食事なんてどうでも良かったのだけど、介護者がへたり込んでは・・と、ちょっとだけ昼ご飯をつまんだ。

病院で診てもらうまであと2時間。何をどう過ごしていたのか覚えていないけど。
相方に「病院に電話したら、午後に受けてくれるというから出かけてくるね」というメールのログは残ってた。

鉛中毒で入院 2へ続きます。

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